平成30年度活動状況

 

 〇平成30年度 通常総会の開催         平成30年4月26日(木)

 

 定例の通常総会が4月26日(木)サンウエルぬまづにて開催されました。ご来賓のお祝辞をも頂戴しました。
その後式次第に沿い会長挨拶に続いて、今期の活動状況の報告の中ではガイド活動の実績並びに自主イベントのお客様数などの詳細が示され、続いて会計報告がなされました。 新年度に関しては役員・監事の選出が行われ、新たな会長・副会長・リーダーが紹介され、新体制による活動計画や予算案が示されました。 審議の結果、第一号議案から第六号議案まで滞りなく、大きな拍手をもって承認され総会は盛会のうちに閉会となりました。

写真:左:新役員を紹介する鈴木茂樹新会長    中:総会資料表紙    右:ロゴマークの由来

〇英語版ガイドブック御用邸記念公園編を新規に発行     平成30年4月













長浜城址北条水軍まつり     平成30年5月26日(土)

 

 長浜城北条水軍まつりも4回目となり、駿河湾を見渡す長浜の初夏の風物詩となりつつあります。
戦国時代末期の北条軍と武田軍との攻防と長浜城の役割などを学芸員から詳しい解説がありました。 
私達ボランティアの24名の参加者は第二曲輪での「火縄銃演舞」の際の安全への警備、第一曲輪などでは来場者への説明や案内、そして地元トーカイテレビへの出演と多岐にわたっての活動を行い、更には紫外線をいっぱい浴びての一日でもありました。

写真:  左:大筒の轟音はバス道路でも   中:多くのボランティアの参加者  右:戦国時代のレポーターの姿?

○小学5年生180名をガイド~横浜市内より      平成30年5月30日(水)

 

 曇り空の中、横浜市鶴見区の小学5年生5クラスの児童180人が2泊3日の日程で、御殿場の国立研修所に宿泊し、
初日は「沼津港の魚市場」と「びゅうお」を見学、そして2日目は富士山への体験学習のためバス4台にて来沼しました。
せっかくの魚市場見学でしたが、実際のセリの場面を見ていただけなかったことが残念でした。見学終了後の質問では
「メガマウス」についてが多くありましたが説明不十分であったことが悔やまれます。 
尚、今回は私たち10名のガイドで対応させていただきました。 皆さんまた来てくださいね~。勉強しておきま~す!

写真: 左:「びゅうお」について聞く  右:セリ市場を見学後のご挨拶。早朝の出発でお腹がすいたようでした~

○ 沼津市の花 「はまゆう」の愛護(ヨトウムシ対策と草取り)平成30年6月27日(水)

平成16年から続く市の花「はまゆう」を、ここ八角池の周辺に10cm程の苗100株を植栽したのが始まりです。その後、観ボラの会員たちの有志が引き継ぎ引き継ぎして10年余となり今では大きな株に成長し真っ白な花を毎年咲かせております。 しかしこの「はまゆう」には「ヨトウムシ」が好餌として住みつき、花を台無しにしてしまいます。毎年10回以上の消毒を行っていますが、この「ヨトウムシ」の食害を100%防ぐことができていません。今後も一層管理に手をかけ沼津を訪れる方々に真っ白な美しい「ハマユウの花」を楽しんでいただこうという思いでこの愛護活動を続けてまいります。

愛護管理記録(草取り・清掃)
 第1回  H30.06.27(水) 参加有志16名
  2〃  H30.09.26(水)  〃   6名
  3〃  H30.10.31(水)  〃  15名
  今回で、本年度の「清掃及びはまゆう愛護」を終了。
  「浜木綿」はヨトウムシの害もなく順調に生育しており、
   花の種も多量に収穫し今後の繁殖につなげます。 

ヨトウムシ駆除剤散布記録
  (増誉上人像付近・太郎松跡・港口公園
 第1回  H30.04.16(月) ヨトウムシ発生無し
  2〃  H30.05.27(月)   〃   〃  
  3〃  H30.06.04(月)   〃   〃 
  4〃  H30.06.14(木)   〃   〃 
  5〃  H30.06.27・29(水金)〃   〃
  6〃  H30.07.09(月)   〃   〃
  7〃  H30.07.21(土) ヨトウムシ発生有り駆除
                増誉上人付近の2株に。
  8〃  H30.08.02(木) ヨトウムシ発生見られず
  9〃  H30.08.13(月)   〃   〃
  10〃  H30.08.27(月)   〃   〃
  11〃  H30.09.13(木) ヨトウムシ発生有り駆除
                増誉上人前辺りの1株に。
  12〃  H30.10.20(土) ヨトウムシ発生無し
     来年もおもてなしの真っ白な花でお迎えします。


     

  

 

 

 

 

 

 

「はまゆう」 花から結実・そして熟して種へ

左から:1.雌しべに受粉  2.子房が膨らみ始める 3.子房がどんどん大きくなる  4.大きな実になり熟す

 

写真: 上・中:「はまゆう」愛護の観ボラ会員の有志の皆さん 下右:草取り後の「はまゆう」太郎松跡(H30.7.9)
    下左:お客様を迎えるべく無事に開花の「はまゆう」(港口公園「びゅうお」前H30.7.9) 

○第71回沼津夏祭り狩野川花火大会(2日間順延)  平成30年7月30・31日(月・火)

 

 第71回恒例の狩野川花火大会は、7月28・29日(土・日)が台風12号の襲来で30・31日にて開催しました。
花火の打ち上げには良い天候となり、市内外からのお客様で満員の桟敷席と二日間で15,000発の花火が7:15~
8:15の一時間に打ち上げられ、観客のどよめきの声や拍手の音が聞こえてくる盛況な花火の競宴でした。
私たちボランティアガイドの面々も花火に負けじとお客様へのおもてなしに努めました。

写真:左:御成橋の上に咲く大輪  中:○○番の桟敷席はこちらへどうぞ! 右:31日の順延日もお客様でいっぱい

○親子沼津魚市場セリ見学会を開催       平成30年8月12日(日)    

 

 夏休み恒例、「親子魚市場セリ見学会」を開催しました。いつもより30分早く早朝5時にお集まりいただき、セリ前の金目鯛やカレイなどなどの魚介類を陳列する段階から見学を始めました。
また今回は新しい試みでタブレットを使い、「びゅうお」の津波対策の扉が閉まる処などを動画でご覧いただきました。かなか見ることのできない臨場感溢れる様子に、43名の参加者は一様に、感嘆の声をあげていらっしゃいました。
参加ガイドの19名にも喜んでいただき、眠気の残る早朝でしたが充実感は十分でした。

写真:左上下:2階見学通路より早朝5:30頃  右上:製氷所の氷を販売  右下:7:00頃無事終了ミーティング
中上:「びゅうお」門扉の降下や直接見学できなかったマグロのセリ場をタブレット動画で説明(タブレットデビュー)
中下:参加者へ金目鯛デザインの缶バッチプレゼント

For an increase of foreign tourists, we published an English tour guide book on Numazu Imperial Villa Memorial Park in April, 2018. The book covers various aspects of the park, history of the Imperial Villa, sights to see of the remaining Imperial Villa Annex palace buildings and beautiful seneries.as well. Visitors would be inspired to feel the simple and elegant Japanese beauty, and to enjoy walking through the pine grooves of a National Site of Natural Beauty.

The book, the Japanese version as well, is available at the goods shop in the Park, at 500 yen each. The A5 size book consists of 19 pages plus the layout map Appendix. Please refer to the first three pages shown in the PDF file.

○県民の日「千本松原ウオーク」開催   平成30年8月25日(土)

 

 前日の台風の残していった大風の吹く中、26名の勇気あるお客様の参加をいただき、千本松原を中心に縁のある三寺(長谷寺・妙伝寺・金剛寺)を加えた約4km,2時間の夕暮れウォークをしました。
今回のコースでは源平の時代から戦国時代を経て、近世、近代に至るまでの歴史を垣間見ることができました。
松林の幹の間に太陽が沈みかけると、その時代の人々もこの場所から見たであろうその残光を目に焼き付けて、ゴールに辿り着き解散となりました。私たちガイドも25名が猛暑の中を参加しました。

写真: 左上:日没の残光に映える井上靖文学碑  中上:金剛寺の狐面  中上:ウオーク参加記念の缶バッジ
    左下:参加受付中    右下:明石海人歌碑(生誕100年記念に母校の沼商の顕彰会が平成13年に建立)

○2018年度 新人研修会 ~千本松原 潮の音コース~   平成30年10月3日(水)

 

 まだまだ日差しの強い中でしたが、本年度の新入会員へ先輩会員たちが得意のガイド振りを示す恒例の背中で
教える研修会をA班が開催しました。
 新人会員は井上靖の文学碑のガイドを担当、初めての経験ながら意欲的な勉強の成果を発揮しました。
その後、千本松原内の歌碑や文学碑12ヵ所をそれぞれが交代にてガイドをし、新入会員にとって実践を踏まえた
生きた研修になったと思われます。今後の成長が期待される研修会となりました。

写真  左:井上靖文学碑での新人会員   中&右:お手本を示す先輩会員 池谷観海文学碑&増誉上人像について

○中世の東海道と車返(三枚橋)周辺探訪   平成30年10月13日(土)

 

 昨年は雨、今年は少し肌寒い秋の気配の朝でしたが、私たちガイド26名は早朝よりリベンジを胸に集合しました。
その後、8時半ころから順次お客様の班編成を行い城岡神社~日枝神社に向けて出発しました。
 日枝神社では縁起を宮司様より伺い、創建は古く由緒ある神社であり、宝物館には重要文化財もある事を知りました。
日吉廃寺跡では、この発掘を手掛けた会員による具体的な生の説明を聞くこともできました。
 水神社では、狩野川の河童伝説を紙芝居で見る、という新しい試みも行われ参加者も聞き入っておりました。
本日はお客様36名とガイド26名の参加でした。次回も参加をお待ちしております。

写真  左上:出発前の打合せ  左下:日吉廃寺跡の塔頭の礎石群   中上:日枝神社で宮司様のお話を聞く
    右下:水神社前にて河童伝説を紙芝居で語る   右上:車返の坂を行く牛車の図柄、の記念の缶バッジ

○狐の嫁入り行列へ参加         平成30年10月14日(日)

 

 上土商店街主催による恒例の「狐の嫁入り行列」のイベントが地元の方々を中心に約300名が参加し開催されました。
伝馬船で到着した花嫁一行は人力車で会場に待つ新郎と共に挙式会場の神前へと進みました。その後、市内を練り歩き沿道の方々の祝福を受けておりました。私たち観ボラの会員も行列に参加しイベントの盛り上げに協力しました。

写真: 左:参加の観ボラ会員 右:大勢の祝福を受けながら神前にて指輪の交換を行う新郎新婦。お幸せに!

○第65回牧水祭 碑前祭・芝酒盛へコーラスで参加  平成30年10月21日(日)

 

 さわやかな秋晴れの下、没後90年の若山牧水祭が約400人が参加し千本浜公園で盛大に行われました。
私たちぬまづ観光ボランティアガイドのコーラス部が参加し、沼津ハーモニカクラブの皆さんと合唱・合奏で来場者の
耳に心地よい歌声とハーモニカの旋律をお届けしました。 その後、予期せぬアンコールの拍手が沸き起こりとまどいと
喜びで胸が高鳴りました。その後の各イベントの後も、予定にない再登場で今までなく多くの歌声と演奏を披露することとなりました。 コーラス部にとって、”牧水祭ありがとう”の一日でした。

写真:  左:コラボ合奏で楽しむ   右上:銘酒 牧水の薦かぶり  右下:今までになくせいいっぱいご披露~

○沼津市内の古墳巡り研修会     平成30年10月23・25日(火・木)

 

 コース:清水柳北遺跡⇒高尾山古墳⇒井出丸山古墳⇒長塚古墳⇒神明塚古墳⇒妙蓮寺の石棺⇒江浦横穴古墳群
 10月23日と25日に市内の古墳を巡る企画で、近くではあるがわかりにくい場所であったりして中々行けなかった
古墳を、上柳会員の案内で念願がかない私たち23名の会員で巡ることが出来ました。
 今回は7ヵ所を見学。古墳時代にこの沼津にも奈良飛鳥時代以前の人々による日々の暮らしが営まれており、秩序だった社会も形成されていたことなど、古に思いを馳せるひと時でした。
これらのことは、これからの私たち観ボラの知識となって多くの方々に伝わっていくと思われます。
 少し遅い昼食でしたが、こちらも和気あいあいと楽しいランチタイムで締めくくりました。

○第22回よさこい東海道~おもてなし~  平成30年11月10・11日(土・日)

 

 県内外の45チーム2,600人が7会場で華やかに舞った2日間でした。例年になく2日間とも上天気のよさこい日和でしたので、踊り子の皆さんは汗を光らせながらの熱演振りでした。私たちの3か所の会場でのおもてなし給水に喉を潤し喜んでいただけました。毎年多くの参加者と近隣の見物の方々で沼津の街も一層華やかに彩られるイベントで夏祭りに次ぐ
大きな祭りとなっています。今後も楽しいイベントにすべく協力してまいります。

写真  左:仲見世商店街、高知からの”トラック”チーム    中上下:大いに喉を潤して喜んでいただきました
    右上:いつもながらの和装の高知の”十人十彩”チーム  右下:ちょっとお茶目で愉快な沼津の「熱風舞人」

○平成30年度 A~D各班 班研修会を実施

A班  十里木氷穴と富士山資料館を巡る   平成30年10月16日(火)

 

 裾野の富士山資料館(井上館長)で牧水の歌碑・富士山爆発時の火山弾等々の中に、写真左のなんとも奇妙なキノコのような形の珍しい溶岩樹型を発見。 続いては、県内で唯一の氷穴(十里木氷穴)へ。ランチは少し硬めのシコシコとした食感の名物蕎麦を堪能。その後、源頼朝が征夷大将軍になったおり実施した富士の巻狩りの現地を眺め古へ思いを~。このコースは観ボラの皆さんに是非ともお勧めしたい場所です。井上館長の詳しく親切な案内で、が要件ですが・・・。
 案内には詳しく広い知識が必要、との思いを強く感じました。と同時に楽しい班研修でもありました。

B班  大磯へ 旧吉田茂邸・大磯迎賓館等を見学  平成30年10月23日(火)

 

10月23日午前7:56沼津駅発。JR大磯駅にて9:00には現地ガイドさんと合流。大磯ガイド協会の「経験10年理事杉本純子さん」から、豊富な知識と写真画像で、現場での濃厚なガイドをして頂きました。
  参加人数:仲間会員11名、現地ガイドさん1名
 コース概要:JR大磯駅発⇒藤村邸⇒鴫立庵⇒澤田美喜記念館⇒大磯迎賓館⇒(昼食)⇒旧吉田茂邸⇒明治記念公園
(当日が開園日でした)⇒午後16:00JR大磯駅⇒沼津へ 

D班  駿府城址 家康と秀吉の二つの天守台跡 見学  平成30年11月8日(木)

 

コース 静岡駅北口⇒小梳神社⇒浮月楼⇒宝台院⇒静岡市役所⇒奉行所跡⇒県庁(展望・昼食)⇒駿府城(天守台石垣
    発掘現場・巽櫓等)⇒西郷隆盛・山岡鉄舟会見の地⇒静岡駅北口
 駿府ウエイブのガイドさんに案内をお願いしました。家康と駿府・明治維新後の徳川家等々を分かり易くガイドしていただき、大変参考になりました。 更には、今回の班研修のメインでもありました駿府城天守台跡の石垣発掘現場では、徳川時代の天守台の大きさに驚くと共に、その中に隠されていた豊臣時代の天守台の石垣の「野面積み」との違いもはっきりと分かりました。さわやかな秋晴れのもと、楽しく有意義な時間を過ごすことが出来た班研修でした。

C班  古谿荘と間(あいの)宿(しゅく)岩渕    平成30年12月8日(土)

 

コース:富士川駅⇒古谿荘(こけいそう)見学⇒昼食(富士川のガイド、斉藤さんと合流)⇒小休本陣常盤邸
    ⇒旧東海道鍵の手⇒八坂神社(岩渕鳥居講)⇒旧東海道一里塚⇒稲葉家住宅⇒富士川駅

 宮内大臣、田中光顕が明治42年に完成させた別荘、古谿荘。(旧富士川町 野間農園内)
940坪の近代和風建築が現存していますが非公開で、回遊式日本庭園をガイドの方々の説明でじっくり回りました。
大変見ごたえのあるものでした。(写真掲載ネット不可)

 昼食を挟んで、旧東海道吉原宿と蒲原宿の間に位置し、富士川の水運と渡船の要衝の地であった岩渕宿を富士川のボランティアガイド、斉藤さんに案内していただきました。
旧富士川町岩淵地区は古い町並みや建物がよく残されていて、12名の参加者は有意義な時間を分かち合いました。

○香貫山紅葉ウオーク             平成30年12月1日(土)

 

 ルート:中央公園⇒一里塚⇒玉造神社⇒天神洞古墳⇒中瀬登山口⇒芝住展望台⇒夫婦岩⇒香陵台(解散)

 さわやかな秋空のもと“香貫山紅葉ウオーク”にお客様67名とガイド21名が参加しました。
今回は、香貫大橋に近い中瀬登山口ルートで、10曲がりほどの急な階段路が続きます。
登り始めはおしゃべりの声も聞こえていましたが次第に無口に、20分ほどで舗装した周遊道路に到達しました。
ガイドの私たちもちょっと大変かなと思っていたルートでしたが、登山路はしっかりと整備されており、最後まで音を上げる方もなく事故もなく、香貫山を楽しく歩くことが出来ました。 ご参加の皆さんありがとうございました。

○平成30年度親睦忘年会         平成30年12月6日(木)

 

 師走の一日、恒例の親睦忘年会を開催。 記念撮影の後ご挨拶はそこそこに料理に舌づつみを打ちつつ、日舞に始まりフラダンス、ハーモニカ演奏、歌声の披露、ガラポンによるビンゴと続き更に隠し芸の順番待ちとなっていました。
アルコールも程よく回った頃合いにみんなで会場を盆踊りで一周し「沼津ふるさとの街」を合唱しお開きとしました。
 企画担当の幹事の皆さま、立案から会場の交渉そして当日の設営とお忙しい中ありがとうございました。

○「富士山の日ウオーク」門池周辺のジオサイトを巡る  平成31年2月23日(土)

 

 暖かな陽気、天気予報とは違って外歩きの好日となりました。今回の「富士山の日」は昨年に引き続き、門池中学校生徒による研究成果の発表を地区センターで行い、加えて野鳥の会々員の協力を得て3者コラボのイベントとなりました。
安政の大地震による広い大陥没の現場や鮎壺の滝、牧堰(門池等への取水口)を巡り、富士山の成り立ちや門池の野鳥や周辺の樹々についても説明に耳を傾け知ることが出来ました。一般参加者37名・ガイド23名が参加されました。

○武田軍と北条水軍の駿河湾海戦の地を訪ねる     平成31年3月6日(水)

 

 応募者多数による抽選を突破した強運の持ち主、20名のお客様と、武田氏と北条氏の激戦の地をめぐる「駿河湾海戦ツアー」に出かけました。まずは戦国時代の沼津と周辺の歴史をパワーポイントでおさらい。
千本浜沖での海戦の様子を、兜を被った武将役の3人が再現すると、当時の緊迫した様子も伺えました。
その後、文化財センターのご好意でマイクロバスに乗り、北条水軍の拠点、長浜城へ。ガイダンスで更に詳しく説明を聞いてから各曲輪を巡って当時を偲びました。折よく雨もあがり、北条方の軍船「安宅船」の実物大模型に腰掛けて昼食。
 午後は陸での戦いの地、千本浜へ。そこでは、切り払われて再生した松林の話や後に見つかった遺骨を収めた「首塚」の説明がありました。防潮堤に上がって、武田方側から長浜城を臨んだ後、武田方の城三枚橋城跡に移動しその地の歴史を学びました。「駿河湾海戦」にテーマを絞った、有意義なツアーであったと思います。
選に漏れた皆様も是非、次の機会にご参加ください。ありがとうございました。

○「香貫山桜ウオーク」春風とともに~          平成31年3月30日(土)

 

 富士山よりも古くに誕生したといわれる香貫山で春一番のイベントとして「桜ウォーク」を開催、風もなくそして寒くもなくウォークには良い日となりました。
 ほぼ満開の、ソメイヨシノ・ヤマザクラ・オオシマザクラを鑑賞しながら、途中アズマヒキガエルの卵を確認。桜以外にも道の脇に咲くタチツボスミレを可愛く感じ、レンギョウ・アセビ・ウラシマソウにも春を感じたウォークでした。
コース 
 中央公園⇒あゆみ橋⇒玉作水神社⇒摩崖仏⇒香陵台⇒新桜台⇒桜台⇒大漁桜植栽地⇒芝住展望台⇒香陵台(昼頃解散)     歩行距離 6.3㎞  3時間コース  一般参加者 49名 ガイド参加者 25名
 全員事故も無く開催することが出来ました。ご参加の皆様も春かぜと桜の香貫山を楽しんでいただけたと思います。
 次回も是非ご参加ください。

「令和」元年の頁へ続きます