浜木綿愛護活動とヨトウ虫

 

〇沼津市花の「はまゆうの花」と蝕害虫の夜盗虫「ハマオモトヨトウ」の駆除の日々。

  ヨトウ虫の成長過程:産卵⇨ヨトウ虫(幼虫)⇨サナギ⇨ヨトウ蛾⇨産卵(1年に2回転)

定例の点検箇所は、3ヵ所。  方法:全株について、一枚一枚の葉の裏表を点検。花の茎も一本一本全てを確認。
 ①千本浜公園の増誉上人像付近 
  今年初の試みとして、コーヒーカスを株もとに撒布し、ヨトウ虫への忌避剤としての効果を検証区域。
 ②千本太郎松跡 
  効果比較の為、コーヒーカスの撒布は行っていない区域。
 ③港口公園とびゅうおA棟の入り口付近。
  ②と同様、コーヒーカスの撒布は行っていない区域。

〇13回目 令和5年9月1日(金) 実りの時期に入り実が重くなりほとんどの茎が倒れていた。
 その実も多くがヨトウ虫の食害にやられ、黒くなってダメになっていた。
 本日の特徴は、ヨトウ虫のサナギが多く見られた事です。ヨトウ虫はどれも5cmぐらいの大きさで、2~3cmの
 ムシはほぼいなかった。びゅうお前が特にダメージは大きかった。花茎30本・サナギ100個・ヨトウ虫30匹程を駆除。

〇12回目 令和5年8月13日(日)
 ①地区は、花茎5本切り取り。産卵20ヶ所、前回から3日目にもかかわらず産卵が多かった。
 ②地区は、産卵10ヵ所
 ③地区は、産卵5ヶ所、花茎10切り取り処分。
  これらの卵をすぐに駆除すれば、幼虫にもならず花茎の食害も無い。産卵したばかりの卵の駆除を一層心がけよう。

〇11回目 令和5年8月10日(木)
 今日は、2回目のハマユウ愛護の日の為、21名の観ボラの皆さんが参加し、草取りやハマユウの枯れた下葉の刈り取り 等に汗を流しました。ゴミ袋20個程になり、千本浜公園がすがすがしくなりました。
 ヨトウ虫の食害については2日前に点検をしたばかりなのに、もう10本ほどの花茎を処分し、産卵10ヵ所程、ヨトウ虫 も20匹程を処分しました。
 本日は、コーヒーカスの追加撒布を行いました。忌避剤として蛾が寄り付かない効果も期待します。

〇10回目 令和5年8月8日(火)
 暑さの為9日振りの点検となった。やはりヨトウ虫の食害はひどく、今日も40本程の花茎を処分した。 
 ヨトウ蛾とでは、多勢に無勢で発生を止めることは出来ない。出来る範囲で対応するしかないか。

〇9回目 令和5年7月30日(日)
 3地区合わせて40本程の食害の花茎を切り取り処分。産卵も数多く、ヨトウ虫も多く発生し、1週間の間隔の点検では
 ヨトウ虫の繁殖の速さに追いつかない状況になってきました。

〇8回目 令和5年7月23日(土)
 ①地区、㋑産卵7ヵ所+孵化後の卵8ヶ所 ㋺ヨトウ虫7匹 ㋩花茎食害10本切り取り駆除。
 ②〃 、㋑産卵4ヶ所 ㋺ヨトウ虫4匹 ㋩花茎4本食害駆除。
 ③〃 、㋑産卵5ヶ所 ㋺ヨトウ虫5匹 ㋩花茎6本切り取り駆除。
 ヨトウ虫の卵は3日ほどで孵化し、花の茎の中に潜り込んで成長するので、7日毎に行っている点検と駆除では
 ヨトウ蛾の産卵には対応出来ず、孵化を許し発生を止めることが難しい状況となっている。
  やはり効果が高いのは、人手による卵の駆除とヨトウ虫の駆除、花茎に入ってしまったら茎ごと処分することか?

〇7回目 令和5年7月14日(金)
 盛夏となりヨトウ虫、ヨトウ蛾の活動も活発になり始めた模様です。今回は、①地区に被害が大でした。
 ①地区、産卵6か所、ヨトウ虫5匹、花茎食害8本有り処分。内、5本はベンチすぐ後ろの一株で全滅でした。
 ②〃 、産卵3ヵ所駆除、ヨトウ虫無し。
 ③〃 、産卵2ヵ所のみ。

〇6回目 令和5年7月7日(金)
 ①地区、産卵5ヶ所有り。駆除。
 ②〃 、産卵7ヵ所、有り。昨年から1ヵ所の産卵粒が100~150粒と多くなった。(従来は50粒程度だった。)        ヨトウ虫8匹、駆除剤撒布。ヨトウ虫は2cm程と小さく、今年は、花茎ではなく葉っぱの中で成長している。
 ③〃 、産卵、2か所のみ。

〇5回目 令和5年6月30(金)
いよいよ真っ白な花を着けだした「浜木綿」の状況。
 ①地区は、55本の花とつぼみ有り。増誉上人像まえの1本の花の茎にヨトウ虫の食害が発生、処分。他に産卵無し。
 ②地区は、6本のつぼみ有り。50個程の産卵が3ヵ所有り、駆除。ヨトウ虫の姿は無し。
 ③ 〃 、30本の花とつぼみ有り。産卵・ヨトウ虫共に見当たらず。(^^♪

〇4回目 令和5年6月23日(金)
 ①地区、15本の花とつぼみ。像の海側の一株にヨトウ虫2匹有り、駆除。それ以外には産卵・ヨトウ虫見当たらず。
 ② 〃、一株にヨトウ虫5匹発生、駆除。他の株には産卵・ヨトウ虫見当たらず。全株に駆除剤撒布。
 ③ 〃、産卵・ヨトウ虫全く見当たらず。
     ③地区は、ヨトウ虫対策をしていないにもかかわらず、発生がないのは不思議です⁇ 

〇3回目 令和5年6月16日(金)
 ①地区、ヨトウ虫・産卵共に無し。
 ②〃 、産卵無し。ヨトウ虫25匹駆除(ビックリ❕)。やはりコーヒーカスの忌避剤としての効果か⁉
 ③〃 、産卵・ヨトウ虫いずれも無し。

〇2回目 令和5年6月8日(木)
 今年度、第一回 24名の会員が参加し、ハマユウ愛護活動で増誉上人像付近の草取りを行いました。
 真っ白なハマユウの花を咲かせ沼津を訪れる方々への、おもてなしにしようと草取りに汗を流しました。この辺りのハマユウは、19年前の平成16年4月に御用邸記念公園から100株の贈呈を受け、移植後、私たち「ぬまづ観光ボランティアガイド」の会員が大事に育ててきました。 ハマユウを「ヨトウ虫の食害」から守るべく、今年はコーヒーカスを株元に撒布し効果を確かめる実験も始めました。


〇1回目 令和5年4月21日(金)

 千本浜公園に、真っ白いハマユウの花を咲かせよう‼と云う思いに、邪魔をするヨトウ虫(ハマオモトヨトウ)との闘いが、今年も今日から始まりました。
 ヨトウ虫の蝕害防止の効果を試すため、コーヒーカスをハマユウの株もとに撒布することとしました。
今年は、ハマユウ管理部の新リーダーの川口さんと共に、増誉上人像付近にドロップコーヒーのカスを2年間貯めた
バケツ一杯の量を株元に撒布しました。効果を比較するために、太郎松跡には撒布しないこととしました。
どうなるか効果の程が楽しみです(^^♪
 更に、沼津の「市の花」にふさわしくあれ!とハマユウの下葉や枯葉を刈り取り「おもてなし」の準備をしました。