平成28年度の活動状況をご紹介します
○香貫山 桜ウ オーク 平成28年4月2日(土)
富士山よりも古くに誕生したといわれており、沼津市の里山として桜の植樹が年々進んでいる香貫山に春一番のイベントとして「桜ウオーク」を開催しました。 前日の雨もあがり花曇りの中、参加者の皆さんと準備体操もしっかりと沼津市民文化センター⇒玉造神社⇒香貫山登山口⇒香陵台⇒(東ルート)⇒新桜台⇒展望台⇒(西ルート)⇒香陵台⇒文化センター(解散)と巡りました。約5km2.5時間をソメイヨシノ・ヤマザクラ・オオシマザクラ等を鑑賞し事故もなく楽しむことが出来ました。お客様87名ガイド31名の118名のご参加をいただきましてありがとうございました。
写真:左:新桜台入口付近 中上:お客様の受付 午前9時頃 右上:香陵台 牧水碑前 下:東ルート新桜台近く
○はまゆうの株を追加植栽(移植) 平成28年4月13日(水)
ぬまづ観光ボランティアガイドの有志により千本浜公園内の増誉上人像付近及び千本太郎松跡付近の草取り・清掃を行い、別の畑で育てた浜木綿の幼苗40株を移植しました。 桜の花びらの舞う中ここちよい汗を流し、大きく育って訪れる方々に真っ白な浜木綿の花を楽しんでいただけるよう願いを込めました。
6月1日(水)
千本浜公園の増誉上人像付近と千本太郎松跡及び港口公園にて、浜木綿への夜盗虫駆除の為スミソン剤を撒布。夜盗虫数匹を発見し駆除しました。
6月23日(木)公園草取り
千本浜公園の草取りを有志20名ほどにて実施。
8月6日(土)浜木綿に夜盗虫発生。スミソン剤撒布。
8月11日(木)浜木綿の夜盗虫サナギ駆除。スミソン剤再撒布。
8月24日(水)浜木綿手入れと草取りと夜盗虫への消毒。13名参加
○長浜城跡の探訪と周辺散策 平成28年4月21日(木)
電話申込み先着23名の募集に対して好評で定員を上回る応募がありました。
コース(マイクロバス):沼津駅南口⇒長浜城跡⇒昼食(内浦漁協いけすや)⇒JAなんすん西浦柑橘共選場
⇒みかん畑 ⇒歴史民俗資料館⇒沼津駅
城跡の上り坂には少々閉口しましたがぬまづ観光ボランティアガイドの説明と戦国時代を物語る砦跡に思いを馳せるひと時でした。みかん畑ではハーモニカの伴奏でみかんの花咲く丘などを参加者全員でのびのびと気持ちよく合唱しました。 また、みかんの共選場では収穫されたみかんが市場に出るまでにいかに手を掛けて出荷されるかの説明を聞くことが出来ました。特筆は、お昼の海鮮料理の美味しかったこと、参加者の皆様の共通した感想でした。その後御用邸記念公園内の歴史民族資料館を見学しました。ご参加いただきありがとうございました。
写真:左 ガイドの説明を聞く参加者 中:三の曲輪付近から淡島方向を 右:みかん共選場にて
○ぬまづ観光ボランティアガイド「通常総会」を開催 平成28年4月23日(土)
28年度の通常総会が沼津市民文化センターにて来賓4名を迎えて開催されました。
開会に先立ちテーマソング「沼津・ふるさとの街」を全員で合唱しました。
続いて、北条氏の甲冑3人隊が手作りの戦国武将の甲冑のお披露目をしました。三人で助け合って討ち死にせず
(未完成とならず)戦いに勝ち抜きました。大変な時間と労力を要したとの事でした。
会員から盛大なる拍手が突如沸き起こり今後の長浜城跡などでの活躍を祝福しました。
その後、式次第にのっとり審議を進め会員の皆様の総意のもと各議案は可決され無事閉会となりました。
写真:総会開会を前に「沼津ふるさとの街」を合唱する会員 右:向かって左から 矢島さん・菊竹さん・兼子さん
井伊直虎とその影武者の再来か・・・。
○北条水軍の長浜城址祭りへの協賛参加 平成28年5月22日(日)
「国指定史跡の長浜城址祭り」に私たち”ぬまづ観光ボランティアガイド”会員23名が協賛参加しました。
小田原から協賛出陣の甲冑隊に加えて、私たち会員の甲冑3人衆も参加し総勢100名ほどの武者揃いとなりました。
今回もお天気に恵まれ大勢の市民や近隣の市町からも見物の方々が多数見えられ久々に長浜の古城址がにぎわいました。私たちガイドも沼津市主催の長浜城祭りのおもてなしのお手伝いが出来たことを有意義と感じた一日でした。
写真 左:参加の沼津観光ボランティアガイドの面々 中:種子島鉄砲の実演 右:北条五代の揃い踏みパレード
○今年も夏祭り花火大会の桟敷席にご案内しました。 平成28年7月30・31日(土・日)
戦後復興を掲げてから69回目の沼津の夏祭りは、珍しく2日間とも暑すぎるほどのいいお天気でした。
夜の花火大会も2日目に途中少しの間小雨になりましたが間もなく止み、花火の光に浮かびあがる桟敷席は私たちの
ご案内したお客さまでいっぱいに埋まっておりました。
あゆみ橋から永代橋まで、狩野川右岸に設けられた桟敷席は階段状の所が多いので安全を心がけてのご案内でした。
写真:左 ご案内した桟敷席のお客さま 中:桟敷席へご案内 ”足元に気をつけて!”と一言 右:狩野川にて
○沼津魚市場セリ見学会開催 平成28年8月7日(日)
空気のさわやかな早朝に63名のご家族づれの見学者と私たちボランティア33名とで開催しました。
朝5時30分の集合にも関わらず多くの小学生の参加もあり、大あくびをしたり眠たい目をこすったりしながらも
一生懸命に説明を聞いている姿をあちこちで目にすることが出来ました。
今回のセリ場には大きな金目鯛が所狭しと並んでおり、セリ人の声もひときわ大きく見学者の注目を集めておりました。
案内のガイドからは、魚の種類や魚市場の歴史・港の歴史なども勉強しました。
沼津にいても中々魚市場を見に来る機会がなくてね~、という参加者の声も耳にし、市民の方々にもお役に立てた
早朝の2時間ほどでした。
写真 左:早朝5時の打ち合わせ! 中:見事な金目鯛! 右:津波対策兼観光展望台「びゆうお」をご案内!
○長浜城址他の歴史探訪&アニメの地訪問 平成28年8月10日(水)
連日の猛暑の中での開催でした。城跡の第二曲輪では、ボランティアガイドが手作りした戦国武将の兜をお客様に被っていただき、富士山を背景に記念撮影に興じました。近くの三の浦総合案内所では最近話題のアニメ・ラブライブ~サンシャイン~の雰囲気を少し味わい、御用邸記念公園内の歴史民俗資料館では館長よりマグロ建切網漁について詳しい説明を聞くことができました。
前日の9日は隣町の三島市の観測史上最高の37.4℃を記録、当日も35℃の酷暑!
この暑さにもかかわらず募集定員いっぱいの20名の方々にご参加いただき、ありがとうございました。
写真 左:写真を広げ説明している。 中上:曲輪での説明 中下:アニメ・ラブライブ~サンシャイン~
右:建切網漁の崖上の見張り台と竹製の大メガホン
○県民の日イベント「蛇松緑道夕暮れウオーク」 平成28年8月20日(土)
静岡県の誕生(明治9年8月21日)から140周年にあたる今年の県民の日おもてなしイベントとして”蛇松緑道夕暮れウオーク”を開催しました。
今回は、暑いさなか約3kmのウオ―クに多数の方にご参加いただき、午後4時30分沼津駅南口の西周レリーフ前を出発し沼津港までを沿線の由来や牧水の墓所などの説明を交えてのガイドを楽しんでいただけた1時間半でした。
参加者の中には蛇松線の由来を知ったことで沼津の発展の一端に触れ勉強になったと言っていただき、私たちもやりがいを感じたイベントでした。
(蛇松緑道とは、明治19年東海道線敷設工事のための資材運搬用の貨物線として建設されその後廃止(S49.8.31)された蛇松線路跡を
地域の方々により整備されている遊歩道。 蛇松の由来:当時この地に蛇が這っているような松の木があったことによります。)
写真 左:イーラDe前の打ち合わせ 中:西周(にしあまね)レリーフを囲んで 右:説明に熱が入るガイド
〇昔の地図を見ながら旧東海道「沼津宿」を歩こう! 平成28年10月29日(土)
10月29日(土)、昨日まで降っていた雨も上がり、暑くもなく歩くには丁度良い日和、約4.5km3時間のウォーキングでした。中央公園では三枚橋城発掘調査時の写真の展示があり、狩野川沿いの石垣の基礎には、石の重さで沈んでしまわないように松の木が渡されている普段見ることが出来ない写真の説明に、皆さん興味津々。今年は昨年までのコースが一部変更、城岡神社・三枚橋の石・日枝神社・乗運寺などが加えられ、質問も多く、ガイドとの一体感もよろしく終始和やかなウォーキングでした。89名の多くの方にご参加いただき、ありがとうございました。
この日のために2回の下見ウオークを行いましたことも功を奏したかと思われました。
写真:左 当日のガイド 中:重要文化財 山王霊験記(日枝神社宝物殿所蔵) 右:小雨の中 下見研修ウオーク
〇狐化粧での嫁入り(沼津市上土町 朝日稲荷神社) 平成28年10月23日(日)
行列は1955年頃に始まったが途中途絶えていたが、町おこしイベントとして復活。地域住民らが高校生たちにキツネ風の化粧をしてもらい人力車に乗った二人を中心に中心街を練り歩きました。今年の新郎はイギリス人の青年でしたので
国際色豊かな行列となりました。 私たち観光ボランティアもお二人の幸せを願って行列に参加し祝福しました。
写真:左:イギリス人新郎と新婦 中:幟旗をもって行列に! 右:キツネ風化粧をした観ボラ参加者たち。
〇~甲冑姿でご案内~長浜城址と大瀬崎探訪 平成28年11月28日(月)
11月28日、文化財センターのご協力を得て、長浜城址と大瀬崎へ行ってきました。募集人数いっぱいの23名の参加をいただき、甲冑姿のボランティアがまずは長浜城跡をご案内。海鮮丼や天丼のお昼をいただいた後は天然記念物のビャクシン樹林を抜けて大瀬神社を訪ね、伊豆の七不思議の一つ、淡水の神池まで歩き、改めて海の近くの不思議な光景に見とれました。帰りには旧津元(網元)の大川家を訪ね、立派な長屋門を見せていただきました。さらなるご厚意で海の見えるお部屋にまで入れていただき貴重な体験となりました。ご参加のみなさまとの楽しいひと時でした。
写真: 左:ビャクシン樹林の大木 中上:大川家の長屋門 中下:淡水の神池 右:甲冑姿の観ボラのガイド
〇ぬまづ観ボラ忘年会開催 平成28年12月3日(土)
12月3日恒例の忘年会がウエルサンピアで行われました。50名ほどの会員が参加し大いに盛り上がりました。
プログラムは多彩に用意されておりましたが、中でも女性の有志によるハワイのメロディーに乗せてのフラダンスは圧巻でした。更には全員での覚えたての盆踊り風のズンパ音頭も好評で身体を動かし楽しいひと時を過ごしました。
幹事さんご苦労様でした。
写真: 左 痛い腰も伸ばしてダンスを! 右:トロピカル気分でノリノリのフラダンス!
〇富士山の日ウォーク 平成29年2月23日(木)
座学テーマ「富士山信仰の対象と芸術の源泉」 「門池中生徒もガイドに挑戦」
当日は朝からあいにくの雨でウォーキングは中止・・・門池地区センターでのじっくり座学となりました。
「富士山信仰の対象と芸術の源泉」についてはぬまづ観光ボランティアガイドが講師を務めました。
その後はウォーキングコースの映像を見ながら、ガイドに挑戦予定の門池中学校生徒5名と私たちガイド3名が説明。
中学生たち自身が調査・研究した ①門池の植物 ②牧堰門池用水の秘密 ③わたくしたちの暮らし、の発表には
多くの参加者たちがしきりにうなずいており大変好評でした。
外は雨でしたが85名の方々に参加いただきありがとうございました。
ウオークは次の機会にとなりました。
写真: 左:受付、外は雨! 中:ガイドによる説明 右:門池中生徒による「門池の調査・研究」の発
〇丹那断層に残る北伊豆地震M7.3の痕跡! 平成29年3月13日(月)
北伊豆地震M7.3(昭和5年(1930年)11月26日)によって生じた丹那断層のズレが一目でわかる国指定の
天然物を見学。熊本地震も同様に断層のズレによるとの事でした。周辺にはこの地震によって神社の階段と鳥居
とが、やはり2mほどズレてしまった火雷神社(からい)もありました。又近くには「柏谷の百穴」と呼ばれる
国指定の史跡で6世紀末~8世紀末頃までの県内最大の横穴墓群等々も見学し有意義な研修の一日でした。
写真 左:元々は一直線の石垣がズレている。 右上:横穴墓群 右下:A班の参加メンバーの皆さん