令和4年度


 

 

〇第5回(全5回)新応募者への養成講座最終回を開催     令和5年4月8日(土)

 

 2月11日に応募者説明会を開催後、3回4回と重ねてきた新応募者向けの研修も、本日最終回を迎えました。
会長より入会後の班活動の状況や会員相互のコミュニケーションや、先輩会員の入会の動機等々の説明を受けました。
 毎月の定例会日と仕事との調整がつかず、入会を断念された方を除いて、入会いただいた方は2名となりました。
早速にユニフォーム、ポロシャツ、帽子の各々のサイズの確認を行い、4月20日の総会の場でのデビューに向けて一歩を踏み出すこととなりました。私たち観ボラの仲間となって、楽しくガイドをしていただきたいと思っております

〇第4回(全5回)新応募者への養成講座を開催 ~市内街中~ 令和5年4月1日(土)

 

 前回の「明治資料館」での3回目の養成講座に続いて、今回はD班担当で実施しました。
当日の応募者の参加は3名、班からのガイドは4名、まだ1年〜2年目の会員が案内しました。駅前の「西周レリーフ」・御成橋近くの「井上靖の御成橋と狩野川」・中央公園内の旧沼津城の石垣、等々。時々先輩が補足する場面も有り、なごやかな研修でした。案内役の会員は勉強してきたことを存分に発揮しており、応募者は沼津に長年住みながら知らない事ばかり、と感動していました。
 最終日の4月8日には、全員が私たちの仲間になってくれるのを楽しみにしています。

〇潮の音短歌会「春の吟行会」 ~本州を離れて初島へ~  令和5年3月29日(水)

 

 泡立つ航跡に見とれながら30分。本土を離れて、13名での初島への吟行会。亜熱帯の植物に囲まれた約4キロの島を巡り、ヤシの木の続くちょっとトロピカルな景色を楽しみました。
 島は江戸の頃より41戸の縛りがあり、島民が生活可能な限度だったようです。選挙の投票日は、従来より、前日となっている事でもユニークな熱海市の離れ島です。(荒天時の船の欠航への対応策として)  
 待望のランチはお刺身と煮魚の「初島定食」と「サザエのつぼ焼き」を堪能。帰路は群れ飛ぶカモメにエサやりをしながら短歌をひねり、大いに笑顔を見せあった吟行会でした。

〇サクラの香貫山ウオーク  ~雨天により中止~   令和5年3月26日(日)

 

〇第2回(全5回)新応募者への養成講座を開催 ~御用邸公園~ 令和5年3月4日(土)

 

 今日も心地よいそよ風の御用邸記念公園、B班担当で新応募者への養成講座です。応募者3名の参加に私たちガイド10名が入れ替わり立ち替わりでのレクチャーに頭の中が混乱しかねない、と云う状況かと思われました。
ガイドする私たちも新規入会見込みの大事なお客様ですので、説明も基本の上にプラスアルファーしての各人の工夫したガイド振りでした。この他にA班担当の待機ガイドも行われ、観ボラガイドも20名程となり、賑やかな一日でした。

〇富士山の日ウオーク 「牧堰門池水門」を訪ねる  令和5年2月23日(木・祝)

 

 桜も咲く暖かな日となりウオークには絶好の日和となりました。73名のお客様の参加を得て、私たち観ボラ会員は38名が参加し大いに張り切りました。富士山はあいにく姿を見せませんでしたが、門池のほとりを通って安政の大地震による大規模な陥没の跡を通り、鮎壺の滝の景観、長泉町の割狐塚稲荷と巡り、門池への取水口の「牧堰」の由来の説明を耳にしながらこの用水路を辿って門池公園へと巡りました。
 この「牧堰用水路」の水は沼津近隣の多くの田や畑を潤し住民の生業に大いに貢献しました。後に、芦ノ湖からの深良用水のお手本ともなったとの事です。道々には桜や椿の花が咲き大勢のお客さまの参加もあり、楽しい一日でした。

〇ステップアップW講座 「びゅうお」の構造と「観光とSDGs」令和5年2月21日(火)

 

 本日のステップアップ講座は、1.沼津土木事務所の職員による「びゅうお」の構造について、2.沼津市役所の観光 戦略課の職員による「観光とSDGs」についての講座でした。
1.平成16年に完成して以来、保守の面からはあの太いワイヤーロープは交換した事はない、Jアラートで起動したこと
  もない、今までに門扉の降下回数は82回(内、荒天による降下は54回)であった、当初計画になかった展望台は、
  重量も多く重心も高いので再計算されて設計がなされた。等々の話を聞く事が出来ました。
2.沼津港での水揚げは、イワシ・鯖・アジが多く地元の沼津市民に親しまれている魚であり、 観光資源となるには
  私たち市民が自慢できる物(又は事)で無ければならず、沼津の4漁協の連携の取り組みも効果を期待しており、
  多くの会員を擁する観ボラの皆さんにも、沼津の観光資源のアピールをお願いしたい。等々の有益な講座でした。

〇第1回(全5回)新会員募集者向け養成講座を開催  令和5年2月18日(土)

 

 第一回目は、A班の担当で、潮の音プロムナード(千本浜公園~沼津港・びゅうお)を案内しました。
当日の応募者の参加は2名、班からのガイドは4名で、かわるがわるに見所の説明をしました。これが「ぬまづ観光ボランティアガイド」のガイドのお手本とばかりに、熱心に案内をしました。応募の二人も熱心に耳を傾け楽しそうなようすでした。この後、4月8日迄全5回の養成講座が続きます。

〇入会希望者説明会を開催  ~サンウエル沼津にて~    令和5年2月11日(土)

 

 午前10時に開催。本日は冬にしては風もなく暖かな日和で、今回は6名の方にご応募いただきましたが、ご都合もあり4名の方が参加されました。
 当会の前田会長の挨拶に始まり、ご参加の皆様方からの自己紹介と当会の役員からの自己紹介を行いました。
パワーポイントを用いた画像により、ぬまづ観光ボランティアガイドの今までの活動状況についてご紹介しました。
 続いて、今後の養成講座の日程と研修計画、入会についての説明などを行い、応募の皆様からは疑問点などの質疑を行い11時半に終了しました。
 4月の第5回目の研修日程の終了時には、全員の皆様の入会を楽しみにしております。

〇プレ「みなとオアシスSea級グルメ全国大会in沼津」を開催  ~沼津港他~ 
   沼津市市制100周年(7月1日)の事前イベントとして  令和5年2月4日(土)

 

 沼津港を主会場として「市制100周年」の多彩な行事の一つ「Sea級グルメ全国大会in沼津」の記念行事の事前イベントが開催されました。頼重沼津市長を実行委員長として、本イベントは10月28、29日の開催が予定されています。
会場のあちこちでは、海の幸をあぶっている香ばしい匂いがただよい、多くの来場者のお腹の虫を誘っていました。
 そして、港周辺のグルメ食堂街も大変な賑わいで、久々の笑顔笑顔がいっぱいでした。
私たち観ボラ会員も43名が参加し、日頃の研鑽の成果を見せるべく、来場の市内外からの大勢のお客様を「沼津港周辺の魚市場」や「びゅうお」も含めてご案内をすることが出来、大いに喜んでいただきました。
 10月の本イベントでは、もっともっと大勢のお客様をご案内しようと楽しみにしております。

〇三島宿を歩く(旧東海道、その2)  C班研修     令和5年1月26日(木)

 

 C班の研修テーマ「旧東海道を歩く」その2はお隣、三島宿。三島ふるさとガイドの会、中山さんの熱心なガイドをいただき、全10名でまずは伊豆と駿河の国堺、境川からスタート。小浜池からの水を清水町に今も運ぶ、千貫樋(せんがんとい)はローマの水道橋のよう。湧水の流れる川には「花掛橋」「御殿橋」などゆかりの名があり、「阿闍梨(あじゃり)小路」「問屋小路」など宿場町らしい名が残る道を「分間延絵図」(ぶんけんのべえず)を参考に歩きました。三島大社、その宝物館、三島暦師の館、楽寿館と郷土資料館と三島を満喫した一日でした。

〇”どうするD班研修” 静岡市歴史博物館へ(1月13日オープン) 令和5年1月20日(金)

 

〇開北小3年生からお便りをいただきました‼「びゅうお」見学 令和4年11月1日(火) 

 

 あの日「びゅうお」を開北小3年生51名の皆さんを案内した時、私たちの説明にメモをとったり、しっかりとうなずいたりして真剣に聴いていたのをはっきりと覚えています。そして、このお便りの中にもしっかりと現れています。「びゅうお」が大地震のとき地域の大勢の人の命を守っていることや、沼津の街中や香貫山なども見えたこと、6cmのワイヤーでぶらさげている事、などがお便りの中にあり、皆さんの記憶の中にしっかりと刻まれているのがよく分かりました。皆さんはもっともっと沼津の事を知って下さいね。私たちも勉強していきますので~。又来てくださいね~

〇第6回ステップアップ研修  ~交通安全講習~    令和4年12月6日(火)

 当会の会員の年齢も年々増しておりますが、車の必要性は高く運転する機会は減ることはありません。

 そこで今回は、沼津警察署の指導員による交通安全に関する講座を24名が受講しました。視力の衰えやブレーキがすぐに踏めるか、目の前の物に対する動体視力はどうか、などの反応を調べる機器を使い自分の運転能力を調べました。

 車の運転や横断歩道を渡る心得も学びました。自転車は13才未満や70歳以上、そして身体の不自由な人は歩道の通行が可能、を心にとどめ、自分や家族の幸せと相手への思いやりの心が大事な事を更に認識した講座でした。

 

〇雨の中「内膳堀ウオーク」開催(香貫用水)      令和4年11月26日(土)

 2022年10月 世界かんがい施設遺産に認定登録(県内4施設、他に 深良用水・源兵衛川・寺谷用水)

 

 世界遺産に認定登録された「香貫用水」(植田内膳堀)を記念するウオークを開催。
内膳堀は江戸時代初期(約390年前)に私財も投じて、香貫山西側地区へ引水し、以降干ばつの被害が無く、「香貫二千石」の水田を開墾した「かんがい用水」です。
        (認定要件:①100年以上前の建設物②灌漑農業の発展に寄与③卓越した技術による建設物)
 秋のウオークイベントとして夏ごろから準備を進めており、世界遺産認定登録を受け私たちも大いに盛り上がり、大勢の方の参加を見込んでおりましたが、あいにくの低気圧の谷間に入り水たまりの出来るほどの雨降りとなりました。
この天候にもかかわらず、熱心な大勢のお客さまの参加で5班まで出発する事が出来ました。私たち観ボラ会員のガイドも31名が参加しました。
 雨降りのお天気でも、内膳翁の遺徳を、立案し開催出来たことへの楽しみは変わらなかった‼との思いでした。

〇県知事表彰の受賞を沼津市長に報告‼     令和4年11月22日(火)

 

 頼重市長に知事表彰受賞の報告と、当会の活動への多くの支援への感謝を伝えました。
表彰式において、川勝知事は、今回の受賞者一人ひとりに声をかけ、当会のガイド活動をねぎらうと共に、これからの活動を担う人材の育成と活動の継続・拡大が出来るように、との励ましを受けた‼事など、授賞式の様子を披露しました。
 頼重市長からは、今後も沼津の情報発信につとめ、来年令和5年は、沼津市制移行100周年の年で(大正12年7月1日・1923年)Sea級グルメ全国大会の年でもあり、ボランティアガイドの皆様と市とが協働し「沼津の宝」を広く内外に発信し、次の100年への一歩を踏み出したい‼との抱負と共に、受賞に対してのお祝いの言葉をいただきました。   

〇創立20周年と静岡県知事表彰の受賞を記念して     令和4年11月17日(木)

 

 当会創立20周年と11月3日の県知事表彰受賞とを記念して、全会員での記念撮影を行いました。(総会員数72名)
今回の入会者は、8月27日に応募し11月5日に全5回の養成講座研修を経て、入会を希望された8名の方々も全会員の前で紹介されました。その後の班別会議ではABCDの各班に2名ずつ配属され、新メンバーとしての一歩を踏み出しました。
今後は活動を通じて仲間として溶け込み、会を盛り上げる一員となってくれることを期待しております。

〇第5回ステップアップ講座 ~安政の大地震・牧堰・門池~ 令和4年11月10日(木)

 今回のテーマは「富士山の日」の自主ウォークで案内の機会もある、黄瀬川の鮎壺の滝近くの「牧堰・門池用水」(まきぜき)についてでした。    (講師、明治史料館木口学芸員)
 古代から現在に至る「門池地区」の成り立ちや名前の由来など
江戸時代初期に近隣8町村の農民達が、大久保忠佐(三枚橋城主)の下、新田開墾のため「牧堰」を作った事。またその後の水争いや「門池用水」の維持管理や安政地震による近隣地の大陥没の被害や現在に至るまでの興味深い話を聞く事が出来、この知識を来年のウォークガイドへ是非役立てたい、との思いの講座でした。

 

〇8名の新入会者が決まる‼ ~応募者養成講座全5回を終わって~令和4年11月5日(土)

 

 8月27日の新会員応募者説明会に始まり、その後の5回に渡る養成講座の座学や市内での現地研修を経て、今回の応募者11名の内8名の方々が入会を希望されました。
 ここ2~3年の間に、全体に占める新会員の比率が高まってきましたが、コロナ禍の影響でイベントの中止等が来場者の減少ともなり、実際にお客様に対してのガイドの機会も減少しています。
 新会員に対する内部研修は充実して実施していますが、ガイドデビューへの不安も小さくないものと思われます。コロナ禍の終息後には人材豊富な「ぬまづ観光ボランティアガイドの活動」が期待されます。

〇静岡県知事表彰を受賞 ぬまづ観光ボランティアガイド 令和4年11月3日(文化の日)

 本年度の県知事表彰は、社会の各分野で県勢に多大に貢献した40人と10団体が、市町長などの推薦を基にして県表彰審査委員会が審査をし、「ぬまづ観光ボランティアガイド」も受賞団体となりました。
 今回の受賞は、会の設立20年の節目に、御用邸・びゅうお等での観光ガイド、防災・産業学習の一環としての児童・生徒のガイド、市内各地で行っている歴史・文化等を発信するガイドイベントなど、沼津の観光促進のための活動・地域情報発信の働きに対して、よく頑張ってくれている‼との評価をされたものと思います。加えて、今後とも継続し、今まで以上に頑張って活動してほしい‼との期待を込めた県知事表彰の受賞であると思います。 
 当会のスローガンの「いつでも どこでも 楽しくガイド」の心で、これからも沼津の元気を発信する為に頑張りたいと思っております。

 

 本年度の県知事表彰は、社会の各分野で県勢に多大に貢献した40人と10団体が、市町長などの推薦を基にして県表彰審査委員会が審査をし、「ぬまづ観光ボランティアガイド」も受賞団体となりました。  今回の受賞は、会の設立20年の節目に、御用邸・びゅうお等での観光ガイド、防災・産業学習の一環としての児童・生徒のガイド、市内各地で行っている歴史・文化等を発信するガイドイベントなど、沼津の観光促進のための活動・地域情報発信の働きに対して、よく頑張ってくれている‼との評価をされたものと思います。加えて、今後と も継続し、今まで以上に頑張って活動してほしい‼との期待を込めた県知事表彰の受賞であると思います。 当会のスローガンの「いつでも どこでも 楽しくガイド」の心で、これからも沼津の元気を発信するために頑張っていきたいと思っております。

〇菊花の色と香りに染まった沼津御用邸記念公園  令和4年11月3日(木)(文化の日)

 

 お天気関係で、秋の特別日と言われる「文化の日」(明治天皇誕生の記念日)の今日の御用邸は菊の香りが満ち満ちている園庭に、飛龍太鼓が力強く響いていました。
 コロナ禍の前には「野点のお茶の香り」や「琴の調べ」も聞こえておりましたが、今回は少し寂しい「松籟の宴」となりましたが、それでも大勢のお客様でにぎやかなイベントでした。
 私たち観ボラ(C班担当)も来場のお客様にここぞとばかりにアピールを行うと共に、新人会員には実地研修も兼ねることが出来た一石二鳥のさわやかな秋色の一日でした。

〇沼津第五小学校4年生71名「びゅうお」見学(C班担当) 令和4年9月22日(木)

 

 沼津市立第五小学校四年生の皆さん、こんにちは!皆さんのことはよく覚えていますよ。
だってとても礼儀正しく、防災の話にしっかり耳を傾けてくれましたし、たくさんの質問もしてくれました。そんな皆さんの一生懸命な姿にとても感心していたからです。
 今回は、皆さんからたくさんのお礼のコメントを頂きました。とてもうれしかったです。ありがとう。
コメントを一つ一つ読んでいくと、みなさんとお会いした日のことが昨日のことのようによみがえって、たくさんの元気を、また、もらえたような気がしています。これからも、みなさん仲良く、勉強や運動に頑張ってください。

〇旧東海道を歩く(C班)研修会   由比宿~蒲原宿    令和4年10月27日(木)

 

 さわかな秋晴れの下、全11名で旧東海道を由比宿から蒲原宿へ。宿場の風情と、昔の建物の残るレトロな町並みを歩くと、車の動き以外は時間が止まったかのような印象を受けます。お昼は桜エビの天ぷら。「広重美術館」「御幸亭」を見学し、更に蒲原宿まで足を延ばし、本陣や旧旅籠、国の有形登録文化財「旧五十嵐邸」を見学しました。
 街道沿いに道しるべの案内板が立てられており解り易く、沼津もこうであったらと思いました。
今回も楽しく有意義な研修の一日でした。「由比ふるさと案内人」のガイドさんの案内も丁寧で勉強になりました。

〇第4回応募者養成講座を開催  沼津街中(A班担当)  令和4年10月22日(土)

 

 今回応募の受講者全員11名とA班会員との計21名が参加し、駅南口の沼津機関区の動輪前からスタート。沼津城跡(中央公園)・沼津兵学校の集成舎銘文(現第一小学校に繋がる)・浅間神社、等々市内15ヶ所を巡り研修を行いました。
 入会後、半年から一年半ほどの経験の浅いA班の4名がガイド役に挑戦。リーダーの丁寧な資料で準備をした4名は、臆することなく堂々としており、応募者にも良く解る説明で充分にお手本ともなりました。
 次回、第5回(11月5日(土))は、いよいよ入会意思の確認が行われます。
応募者全員の方の入会を楽しみにしています。また、本日ガイドした4名の皆さんの今後の成長も楽しみにしています。

〇B班研修会開催  ~楽寿館・源兵衛川・暦師の館を巡る~ 令和4年10月21日(金)

 

 12,500歩今日はたくさん歩きました‼金木犀の香りに誘われてB班12名が、秋晴れの下「三島ふるさとガイドの会」のガイドさん(2名)の案内で三島市内を巡りました。
 楽寿園では「楽寿館」・源兵衛川では水位が上がった飛び石の上を靴を濡らしながら渡り・三島暦師の館では(奈良時代に京都から移住した現河合家の祖先が始めたという)月の満ち欠けの「太陰暦」と太陽の運行を基にした「太陽暦」この両方を用いた「太陰太陽暦」がある事。三島暦は仮名文字での木版で印刷された暦としては、日本で一番古いものとの事。等々を学びました。 暦師の館のガイドさんとガイドの会のお二人は、B班の研修の目的のガイド技術の向上に大いにいい刺激をいただけたガイド振りでした。良いお手本をありがとうございました。

〇第69回 牧水祭芝酒盛会にコーラス部参加 ~千本浜公園にて~ 令和4年10月16日  

 

 秋晴れのさわやかなこの日、恒例の第69回の牧水碑前祭・芝酒盛りが行われました。ハーモニカクラブの皆さんとのコラボでコーラス部員を中心に28名が参加し、懐かしい唱歌や沼津にちなんだ歌など、久し振りの屋外での活動に腹の底から気持ちよく発声が出来ました。牧水は、この千本松原の松の伐採に抵抗したりと酒好きの歌人としてだけではなく、社会派歌人としての沼津への貢献が、全国で第1号の歌碑が沼津に建立された理由かと思われます。おいしいお酒でした‼

〇第3回、沼津市の花「 はまゆう」の手入れ 千本浜公園にて  令和4年10月13日(木)

 

 雨模様の中、18名の会員が参加し一昨年の実生からの2年成育した苗を千本浜公園内の育苗圃場と千本太郎松跡へ約200本移植すると共に、3回目の草取りに汗を流しました。
 今年は特にヨトウ蛾による産卵が多く、これに伴いヨトウ虫の発生も多く、ハマユウの花や茎の食害にも悩まされました。6月~9月の間の卵の駆除はおよそ20,000粒程になったと思われます。ヨトウ虫は秋口にサナギとなって土の中で冬を越し、来春にまた発生する事でしょう。
 私達も負けずに、沼津に、そしてこの千本浜公園を訪れる人々に「真っ白いハマユウの花」で歓迎したいと手入れを続けてまいります。

〇新人研修開催(A班) ~5回目は御用邸記念公園~  令和4年10月11日(火)

 新人研修最終回の5回目は沼津御用邸記念公園の邸内と庭苑でした。今年の4月入会の新人が胸を張ってガイドする姿に成果を感じました。
これから私たちの観ボラの会を盛り上げてくれる希望の星です。又、これもひとえに良きリーダー有りきです。毎回、丁寧な資料を準備して、いつも最後尾から見守っている深貝リーダーに大いなる感謝です。
 そして、班の先輩にも参加していただきました。
参加の皆さんに「お疲れ様でした‼」の拍手を贈ります。


〇全体研修会開催 ~歴史の小田原城址と箱根旧街道を行く~  令和4年10月5日(水)

 

 恒例の全会員のバスでの研修に会員39名が参加。北条早雲の後北条氏の拠点、難攻不落とうたわれた小田原城跡を、小田原ガイド協会のガイドさんの案内で、歴史的な変遷や櫓や門の役割等の説明を聴きました。あの報徳社で有名な二宮神社も参拝。 秀吉の小田原城攻めでの石垣山一夜城跡も見学。小雨の中、箱根駅伝コースを石仏群や鎌倉古道等の説明を耳にしながら辿りました。ガイドさんの人を魅了する会話力は、私たちの今後のガイド活動の見本となる内容でした。
 楽しみのお昼ご飯はおいしく大満足でした。久し振りの全員での交流となり、大変有意義な研修旅行を無事実施できました。幹事の皆さんありがとうございました。

〇県東部地域の観光ボランティアガイドの合同研修会開催 令和4年9月29日(木)

    3年振り6団体70余名が参加、伊豆市韮山「北条の里」を研修会場として。

 

 

 年一度、県東部で活動する観光ボランティア団体の全体研修会が、今年は伊豆の国市で開催。6団体、約70余名が集い、沼津からも14名が参加。各団体ごと、伊豆の国市のガイドの皆さんに、大河ドラマ、北条氏ゆかりの守山をぐるりと約4時間にわたり、ご案内いただきました。
 まず「大河ドラマ館」から。北条氏の菩提寺「成福寺」の住職は北条氏の子孫であること、「真珠院」にある「五輪塔」は静岡県最古であること、北条の家紋「三つ鱗」の如く、「目から鱗」が落ちるような説明をいただきました。
 願成就院にある5体の運慶作の仏像は、中央の阿弥陀様の光背と台座が新調され観光客でいっぱい。
ガイドさんの「楽しくなければガイドじゃない」の言葉どおりの研修で大きな成果となりました。

〇第4回ステップアップ講座 ~沼津機関庫・区100年と3カ月~ 令和4年9月22日(木)

 

 元沼津機関区職員で鉄道研究家の山梨さんから貴重なお話を聞く事が出来ました。観ボラ会員33名が聴講しました。
日本の幹線鉄道計画は明治2年に決定し、東京⇔京都間は中山道経由となった。しかし、碓氷峠などの難所があり、3年後の明治19年、東海道経由に変更。沼津機関庫の設置の目的は、工区随一の難所、箱根越え工事の拠点としてであった。
 この後、御殿場線の登りの急勾配による列車の遅延防止対策として、複線化を成し、列車の前後に機関車を連結する必要性など転轍機を備えた重要な機関庫として発展した。
 しかし、戦後、電気機関車化に伴い、100周年事業を機に昭和62年(1987年)3月31日沼津機関区は閉鎖となり、
浜松機関区へと統合。ここに、100年と3カ月の沼津機関庫・区の歴史は閉じられたのです。

〇「潮の音短歌会」吟行会開催  ~身延山久遠寺にて~  令和4年4月7日(木)

平成18年6月発足の「潮の音短歌会」も16年目を迎えました。今回の吟行会は11名参加で身延山へ。久し振りの身延線の沿線には、満開を少し過ぎた桜の花びらが風にチラチラと舞い、目を楽しませてくれました。辿り着いた久遠寺の境内はのどかな日和も手伝い、なかなかの人出。境内のそこここに咲く「枝垂桜」(糸桜)が見事でした。
 久遠寺の塔頭寺院「覚林坊」では若い副住職の説明に耳を傾け、夢窓国師(夢窓疎石)作庭と伝わる「心字池」の池泉庭園を目に精進料理のランチをいただき、「潮の音短歌集」用の材料も十分に手にし、お腹も充実した吟行会となりました。

 

〇新たに10名の方々が仲間に加わりました。(*^^*)   令和4年4月9日(土)

 

 令和3年度後期養成講座は2月5日に開講し、4月9日全5回にて終講となりました。この間、応募の皆さまは、寒さや雨模様もありましたが、ほとんど全員出席で参加いただき、ありがとうございました。 
  1.2月5日 入会希望者説明会  サンウエル    2.2月12日 第1回養成講座   千本浜公園~沼津港 
  3.2月26日 第2回養成講座   御用邸記念公園  4.3月12日  3  〃     明治資料館 
  5.3月19日  4  〃     街中       6.4月 9日    5  〃     サンウエル  
 説明会へは13名の方が応募され、5回目の終講日には10名の方が入会の意思表明をしていただきました。
その後、様々な質問や、制服のユニフォームや帽子のサイズ等の確認も行い、終講となりました。
 応募の動機は、沼津の歴史や文化等々をもっと知りたい!との思いの方が多く、歩くことは健康には最適ですし、お客様への説明はコミュニケーションとなり、各種のボランティア活動の中でもとても良い活動と思われます。
長く楽しく活動していきましょう。

 〇 2022年度 通常総会を開催  ~サンウエル沼津にて~  令和4年4月21日(木)

 

 13:30より会員48名(全51名)出席で開催。当会テーマソングの「ぬまづふるさとの街」を合唱(コロナ禍の為無発声)。会長の挨拶に始まり、沼津市長様からのお祝いのメッセージとご来賓の方々からのお祝いの言葉をいただき、当会の認知度も高くなってきたものと誇らしい思いでした。
 議案は、活動報告と次年度活動計画案(3班体制を4班体制とする等)・決算報告と次年度予算案並びに新役員選出の提案等が審議され、質疑応答の後、全員による大きな拍手にて承認されました。 
 総会後、4月定例会にて新役員4名と各班のリーダー・サブリーダーの8名、本日より新会員の10名が紹介され、私達の新しい仲間となりました。盛りだくさんの討議事項の為、予定を大幅に超え17時の終了となりました。

〇第9回②(全9回)中堅会員研修会「芹沢光治良&我入道」開催 令和4年4月19日(火)

 

  風笛が聞こえるかと思われる心地良い潮風が吹く中、いよいよ2年間続いた中堅研修も最終回を迎え、本日は会員18名が参加しました。
 芹沢光治良記念館を出発。15か所を8名の中堅会員ガイドが交代で案内役を務め、この日は天候も良く、大山巌別荘跡から牛臥山の干潮の浜側を渡って(浜渡)我入道海岸へのウオークも参加者へのご褒美となり、約3時間のウオークで心地よい汗をかくことが出来ました。 2020~2022年とコロナ禍中での研修活動でしたが、2年間で全18回実施しました。(R03.6~R04.4の1~9回の延参加者252名)
 この2年間で中堅会員の皆さんは大きく成長し、今後、会の柱となっての活躍が期待されます。先輩の会員も希望者は復習を兼ね勉強させてもらいました。なによりこの研修を企画、実施していただいた博学のリーダーに大いに感謝する処です。ありがとうございました。

〇市の花、浜木綿に真っ白い花を~(*^^*) ~千本浜公園と港口公園~ 令和4年5月10日

 


  

 

 今年も、浜木綿に真っ白い花を咲かせ、この公園を訪れる市内外のお客様へのおもてなしの為に、ハマユウの花茎を食い荒らす「ヨトウ虫」退治を始めました。 (撒布薬剤:ベニカ乳剤)
 第1回 5月10日 ヨトウ虫の産卵、まだ見当たらず
 〃2回 5月22日 ヨトウム虫、葉への産卵気配なし
 〃3回 6月09日   〃    〃
 〃4回 6月24日   〃   花茎・葉への産卵なし
 〃5回 6月30日   〃  産卵、1ヵ所発生駆除。
 〃6回 7月05日  〃 31本の花茎に産卵あり、駆除。 約1,500個の卵を駆除した事となる。
 〃7回 7月13日  〃 花茎37本、45ヵ所に産卵あり。約2,200個の卵を駆除した事となる。
 〃8回 7月22日  〃 30ヵ所程に産卵有り。ヨトウ虫  20匹程駆除。食害の花茎20本程廃棄。
 〃9回 7月29日 30匹以上の幼虫を駆除。産卵30ヵ所 以上。蝕害花茎25本程廃棄。
 〃10回 8月4日 草取り愛護日に合わせて。30匹以上駆除。産卵20ヶ所つぶす。 花茎20本以上切取り。
 〃11回 8月6日 雨上がりを待ち、ベニカ剤撒布。 ヨトウ虫10匹程、産卵10ヵ所程、 花茎10本程を処分。
 〃12回 8月15日 まるまると成長した5㎝程のヨトウ虫が多いのが今年の特徴である。
          ヨトウ虫のサナギを初めて発見。(写真上)
 〃13回 8月22日 産卵は20ヶ所程有り。ヨトウ虫はどうしたわけか、いなかった。
 〃14回 8月29日 やはり産卵は20ヶ所程あるが、ヨトウ虫の幼虫はいない。
 〃15回 9月04日 秋口となり産卵も10ヵ所程。ヨトウ虫は見つからず。
 〃16回 9月12日 産卵時の卵の段階での駆除が功を奏していると思われる。産卵10ヵ所程。ヨトウ虫無し。
 〃17回 9月21日 産卵・ヨトウ虫、共に見つからず。サナギとなって根元の土中にて越冬か?

 <はまゆう日記>  正式名称:ハマオモト(オモトの葉に似ているからとの事

<<ヨトウ虫駆除剤撒布及び見回り状況>>  (正式名称=ハマオモトヨトウ)
 第4回 6月24日(金)ハマユウの花が7本咲いていた。蕾の花茎は30本程が十分に膨らんでおり、真っ白い沼津市の
     花が咲くのも間近です。今のところ、ヨトウ虫の産卵は花茎・葉など何処にも見当たらず順調です。
 〃5回 6月30日(木)開花の本数が増えてきました。浜木綿愛護活動に合わせて撒布。八角池バス停近くに1ヵ所だ
     け産卵を確認し駆除。いよいよ始まったか~。の思いとなる。
 〃6回 7月5日(火)驚き‼ 本日仲間の会員よりハマユウに産卵あり、の連絡を受け、本日のリーダー会の後雨降
    りではあったが、八角池周辺・千本太郎松跡周辺・港口公園の全てのハマユウを緊急点検。5日前には1ヵ所
    だった産卵が、八角池周辺13ヶ所・千本太郎松跡3ヵ所・港口公園15ヵ所・計31本の花の茎に産卵があった。
    卵の数にして約1,500個を駆除した。卵は2~3日で孵化し、幼虫は茎の中に潜り込むので間に合ってホッと
    している。
    今後とも、少なくとも週に一回は見回りの必要性を痛感した出来事であった。
 〃7回 7月13日(水)ヨトウ虫産卵の有無の確認に、全ての株の花茎を一本一本点検する事とした。
    3か所の地域で、ヨトウ虫のあの黒い幼虫は3匹確認駆除。産卵は37本、45ヵ所の花茎にあり、孵化し花に
    潜り込み花を黒くダメにしたものも15本ほど、手折り処分した。 ヨトウ虫の成虫の蛾は夜に産卵するようで
    これでは毎日のチェックが必要か?
 〃8回 7月22日(金)3地区を確認。ヨトウ虫産卵のチェックは7月16日(土)にも港口公園を行った。殆ど全ての
    花茎と云うくらいに産卵あり。20ヵ所程の産卵と、10匹のヨトウ虫を駆除。
    本日の確認では、卵1,500個程とヨトウ虫20匹程を駆除。1人対数十匹の蛾の闘い、で夜の産卵では食い止めも
    中々難しい。
 〃9回 7月29日(金)前回の見回りから1週間、前回よりも「はまゆう」の花の食害は一層進んでおり、全ての株に
    及んでいる、状況である。今年は例年に増して、ヨトウ虫の活動は活発である。
 〃10回 8月4日(木)ハマユウ愛護日に合わせ実施。花茎は咲く前の花坊主の状態がヨトウ虫にとっては、蜜もあり
     食べごろなのか、無残な姿が多く見られる。30匹以上駆除。今年のヨトウ虫は手強い。
 〃11回 8月6日(土)確認から2日目にも関わらずいるいる。比較的小さなヨトウ虫が目立つ。20匹以上駆除した。
 〃12回 8月15日(月)蝕害により、全体的に花が少なくなってしまっている。ヨトウ虫のサナギを初めて発見。
 〃13回 8月22日(月)前回と同様朝7時~9時迄ヨトウ虫退治を実施。前回手に負えないほどのヨトウ虫の多さで
     有ったが、今朝はヨトウ虫はいない。どうしたわけか?薬剤が十分に効果が出たのか。
     産卵に異変有り。今までは白い卵の粒で有ったが、この頃は薄茶色の卵の粒が目立つ。白い粒の卵は、10mm
     ×10mm程の中に50個程の卵粒であるが、薄茶色の方は、長さ3cm×2cm程にびっしりと産卵し、約500~
     600個の卵粒である。見ると鳥肌が立つ。今年初めての卵粒で「ヨトウ虫の新種」かもしれない?
 〃14回 8月29日(月)ヨトウ虫の幼虫はいなかったが、産卵は20ヶ所程有り。
     産卵多の地域は港口公園あずまや近くの群である。花が減るに従い、今後は葉っぱに産卵し、葉の中で幼虫
     が、成育しふえる事が予想される。これからの幼虫が変態化したサナギは越冬し来夏に食害を及ぼすので、
     しっかりと駆除する事が肝要である。
 〃15回 9月04日(日)薬剤が功を奏しているのか、秋口の為か、産卵も10ヵ所程と減少。ヨトウ虫もいなかった。
     毎週「月曜日はヨトウ虫退治の日」としているが、今回はびゅうお待機ガイドに合わせ、日曜日とした。
 〃16回 9月12日(月)卵の段階での駆除が効果大と思われる。産卵10ヵ所程。ヨトウ虫見当たらず。
 〃17回 9月21日(水)花は無く、葉の裏側にも産卵なく、秋の産卵はもうないのか? 或いは、サナギで越冬か?

〇 創立20周年記念誌「20年の歩み」発刊~創立日平成14年2月28日~ 令和4年4月発行










 この度、ぬまづ観光ボランティアガイド設立20周年記念誌を、多くの方々のご協力のもと無事発刊する事が出来ました事、改めまして感謝申しあげます。(A4版 60頁) 
 唯、予算の関係上オールカラーは断念し、校正も業者に依頼しませんでしたので、出来映えは満点とは言い得ず、特に白黒の各顔写真は全体的に暗くなったのが残念だと思っています。 
 実際の作業に当たって、一番困ったことはパソコンに不慣れなため、機能を十分活用出来ず、同僚からその都度操作を教わりながらなんとか仕上げました。その甲斐あってか技術が向上したのは、私にとっては一つの財産となりました。  尚、本誌の編集への関わりは、苦労もありましたが成し遂げた感のある楽しい時間でもありました。(編集担当記)

〇20周年記念誌を沼津市長へ贈呈しました。 ~市役所にて~ 令和4年5月13日(金)




 沼津市市役所会議室にて、20周年誌の贈呈セレモニーが開催されました。出席は、頼重市長さん・高田観光戦略課課長さん、当会からは、前田会長・渡辺副会長・月橋記念誌編集担当・相田HP担当・小柴元会長が参加しました。本記念誌は、10周年誌・15周年誌・20周年誌と3冊目の発刊となりました。 
 前田会長より、当会は「沼津の街を盛り上げ、沼津の役に立ちたい仲間の集まりの会」である、事を申し上げました。
又、頼重市長さんからは、設立20周年にあたり、「来年の市制100周年」に向かって、ボランティアガイドの皆様と市とが協働し「沼津の宝」を広く内外に発信し次の100年への一歩を踏み出したい。との抱負を熱く語られ、お祝いの言葉をいただきました。 私達も各々の豊富な人生経験をこの沼津市の為に役立てよう。との思いを一層強くした本日の20周年記念誌贈呈セレモニーとなりました。 
 市長さん始め参加の皆さんありがとうございました。

〇令和4年度 第1回ステップアップ講座開催      令和4年5月23日(月)

   題して「戦国時代初期から小田原城攻めまでの 沼津」その1  講師 沼津市文化財センター原田学芸員

 

 56名(全61名)の会員が参加してのサンウェル沼津。北条早雲の登場期から秀吉の小田原攻めまでを、沼津周辺の城郭や早雲などの婚姻関係による勢力図等を使い、沼津の地がどのような変遷を辿ったのかを、詳しく且つ解かりやすく解説していただきました。 
 早雲が興國寺城から伊豆の韮山城へ討ち入りし、どう小田原城主への道を辿ったのか。その後、織田信長・武田信玄・上杉謙信との駆け引き、信玄亡き後の秀吉・家康等との攻防によって滅亡するまでの変遷期は、下剋上の時期でもありました。三枚橋城は、織田信長に始まり・信玄・早雲・家康・秀吉共に滞在し戦略をねった重要な拠点の城で有ったことが解かり、益々”沼津が面白い”と云う思いとなった講座でした。次回、7月25日がいよいよ楽しみです。

〇第1回 はまゆう愛護活動を行いました ~千本浜公園~  令和4年6月30日(木)

 

 6/30(木)沼津を訪れる人々に「真っ白なハマユウの花でおもてなしを‼」と平成16年の植栽から受け継がれている手入れを今年も開始。千本浜公園の増誉上人像付近と千本太郎松跡付近の草取りとハマユウの下葉を取り去ってスッキリと整備出来ました。更に、昨年植えた種が10~20cm程になり、育苗地の圃場ほかへの植え替えも行いました。
 又、5回目となる天敵のヨトウ虫への駆除剤の撒布もあわせて行いました。ヨトウ虫の駆除は産卵・幼虫・成虫の成育が早く、7,8月は毎週行う必要があり目が離せない状況となっています。今日の活動へは20名が参加。多くの新しい会員の皆様も参加していただき、これからの愛護活動の継続も心強く思いました。 暑い中、ありがとうございました。

〇第2回ステップアップ講座開催  ~サンウエル沼津~  令和4年7月7日(木)

   平作地蔵とはなにか?その由来。歌舞伎伊賀越道中双六(沼津の段)をDVD鑑賞 

 

  伊賀の仇討ちと赤穂浪士・曽我兄弟仇討ちが天下三代仇討ちと称されている、内の沼津の老人足平作の活躍の場面。
 あらすじ・・沼津に住む、老いた人足の平作が幼い頃別れた息子に出会う、この男が娘婿の仇に繋がることを知る。
 平作が命を掛けて仇の行き先を教えてもらうことにより仇討ちが成就する、世話物語の一部で沼津の場面。   
  この話は平作地蔵の案内時の知識として、今回のステップアップ講座に参加の25名は十分な案内が出来るのではない でしょうか。歌舞伎鑑賞は2時間笑いもあり参加して良かったと思う。終了後、生の歌舞伎を見に行きたいね、と歌舞伎 のにわかフアンが誕生。とか?

〇第3回 ステップアップ講座 「家康と沼津」      令和4年7月25日(木)

   題して「戦国時代初期から小田原城攻めまでの 沼津」その2  講師 沼津市文化財センター原田学芸員

 

 戦国時代の沼津について前回の講座を振り返りつつ、本能寺の変後の天正壬午の乱(旧武田領を徳川、北条、上杉が奪い合う騒乱)について学びました。私たちに最も関心のある家康ゆかりの地としての沼津はというと、1586年北条氏政と会談(宴)を沼津と三島の双方で催す為に初めて家康が沼津を訪れたこと。会津征伐の途上、沼津城主中村氏次に脇差を与えた、西光寺へ凱旋祈願、岡宮浅間神社に破魔矢、矢筒、弓を奉納。慶長9年日枝神社、蓮光寺に家康御朱印を授けた、等の伝承があるがいずれも実物は残っていない。沼津宿では、後に紀州頼宣、水戸頼房の母となったお万の方に出逢い、側室に迎えた。探せばまだまだ家康の足跡が見つかるかもしれません。49名の出席者、来年の大河ドラマを楽しみにしております。原田学芸員さんありがとうございました。

〇新人研修開催(B班)   千本浜公園~港口公園     令和4年7月29日(金)

 

 真夏の暑い盛りですが、各班に配属された新入会員に対するガイドの実地訓練の研修が行われました。千本浜公園周辺には多くの文学碑や顕彰碑も有り、14ヶ所をB班の会員9名が(4月入会の会員も含む)先輩会員はガイドのお手本(?)を示し、新人会員はこれまでに習得した知識で参加の会員をお客様に見立ててガイドを行いました。図書館に通ったり、詳しいと思われる地域の識者を訪ねたりと、自身での努力の成果が見られ、大いに頼もしく思われる研修の一日でした。

〇狩野川を彩る花火大会に協賛・桟敷席へのおもてなし 令和4年7月30・31日(土・日)

 

  コロナ禍で途絶えていましたが、楽しみ半分心配半分の中、沼津最大の夏まつりの開催が3年振りに。待ちわびる人々が多かった為か、桟敷席の予約も10分程度で完売との事でした。
 見上げた狩野川の空に“菊・牡丹・冠・柳”などの大輪が咲く中、私たち観ボラ会員は、2日間にわたり新人を中心に延べ34名が参加し、来場者を川べりの階段状の桟敷席へと、無事に事故もなくご案内することができました。パステルカラーの新作花火に何度も歓声が上がり“沼津の夏はこれがなくちゃ‼”と75回目の狩野川花火を見上げての実感でした。

〇新人研修開催(A班)  千本浜公園~千本太郎松跡   令和4年8月9日(火)

 

 A班の新人研修は6月に沼津とジオの座学、7月は活動する為の座学を受講し、いよいよ8月には外に出てガイドの実践が始まりました。今日のコースは千本浜公園です。夏の日差しは容赦なく照りつけますが、松林の中は木漏れ日と海かぜとが心地よくホッと一息です。
 A班の3名の新人は、それぞれ個性ある説明でわかりやすく、上手なガイド振りでした。私たち先輩もウカウカしていられない、との思いです。講評の中で先輩からのアドバイスとして、人名のときはゆっくりと話すと良い、と助言を受けておりました。これから回を重ねるごとに新人の成長が見られるのが楽しみです。今日も充実した研修日でした。

〇東京の中学生105名 魚市場見学 早朝5:30~7:00  令和4年8月24日(水)

 

 一泊二日の日程で漁業体験旅行に訪れた東京の日本学園中学校の1~3年生105人です。早朝5時半、生徒たちを8班に分けて、第一市場からセリの現場が見える見学通路へと、私達ガイド9名にてご案内しました。
 魚市場では威勢のいいセリの声に身を乗り出して見入る生徒、デッキから見る内港の早朝の景色に感嘆の声を上げる生徒、びゅうおの威容に目を見張る生徒と、素直な生徒さん達に満足してもらえたのでは、と思いました。帰京してから校内新聞へ記事を書くとのことで、質問も多くてとても熱心な見学でした。
 活気のある朝の魚市場は児童・生徒ばかりでなく、沢山の方々にご案内したい沼津の顔の一つです。
日本学園中学校の皆さ~ん、次はご家族やお友達とも一緒に沼津に来て楽しんで下さいね~‼

〇令和4年度 新会員応募者説明会を開催 ~サンウエル沼津~ 令和4年8月27日(土)

 

 今回は、11名の方々に応募者説明会にご参加いただきました。前田会長作成のパワーポイント画面を使い、全5回の養成講座について説明しました。 本日の説明会では、①当会はこんな活動をしています。②当会の生い立ち③定例会等の会合と主な活動④専門部の活動、等々です。
 第1回養成講座を9月10日に開始し11月5日の第5回まで、千本浜公園や沼津港のびゅうお、御用邸記念公園、明治資料館等々の現地研修を経て、11月5日の最終回においての入会の意思決定まで、を養成講座として行います。
 ご応募の皆さんには、当会がご自身のスキル向上にマッチするか、をお考えいただき、全員の方々の入会をお待ちしております。

〇県民の日イベント開催「蛇松線跡と近代の沼津をめぐる‼」 令和4年9月3日(土)

 

 前日は大降りの雨で開催が懸念されましたが、3年目の正直とやらでやっと開催することが出来ました。
久し振りのイベントに、ガイドの参加も33名と力が入っておりました。
 明治初期の沼津の恩人といわれる、駅南口の西周(にしあまね)レリーフ像を起点に蛇松線跡(明治22年の東海道線建設のために沼津港から資材運搬用として敷設された鉄道線路)を辿りつつ、市内に残る明治期の遺物等16ヶ所をガイド。
 今回の46名の参加者のアンケートによると、長年沼津に住んでいても知らない街中の遺物等に触れることが出来とても喜んでいただきました。参加の動機は「広報ぬまづ」を見て、が、30人と最多でした。私達ガイドへの賛辞も多々いただき、ありがとうございました。次回イベントへのご参加もお待ちしております。


令和4年 新会員応募者養成講座第1回を開催 潮の音プロムナード 令和4年9月10日

 

 八角池に、今回応募の受講生全員11名を含む18名が集合。千本浜公園~港口公園でのガイド研修が実施されました。
増誉上人の像を始め、びゅうおまで15ヶ所をD班ガイドの案内で歩きました。皆さんメモを録ったり移動中にも質問したりと、とても熱心でした。受講生の皆さんの気持ちも私達ガイドの心の中もとても熱く、そして、今日の気温もとても暑く、たっぷりといい汗をかきました。

〇新会員応募者養成講座第3回に向けてB班事前研修を開催 令和4年9月13日(火)

 第3回の新会員応募者養成講座で明治史料館(別名:江原素六記念館)のガイドを担当する私たちB班10名は、事前に同館を見学し学芸員から知識を習得し、応募者へのガイドの準備を行いました。
この博物館は3つのテーマに沿って紹介が行われています。
  1.沼津の政治・経済・教育に貢献した江原素六 
  2.静岡徳川藩の藩校沼津兵学校 
  3.沼津の近代化の歩み(戦国時代~太平洋戦争後)。
私たちが市内のガイドをする際、館内外の展示物や館発行の図録なども活用し、大いに参考にしたいと思っております。